1
設計 ――機能性
お客様のニーズを基に敷地状況を確認し建物用途に応じた配置、構造、機能性等を考慮し法規チェックの上、ご提案させて頂きます。
2
設計 ――意匠性・造形美
建築物は造形である以上『美』への探求心をかき立てられます。
世界中の古代の権力者がそうであった様に現代人も我が城は美しくある事を望むでしょう。
伝統的な建築造形美を踏まえ革新的な建築造形美をご提案させて頂きます。
3
設計 ――意匠性・色彩美
人は目の構造上、光により産み出される『色』を識別する事が出来ます。反対に光の無い暗闇では無色と言う『色』を識別します。
この人の目の特性は造形の上に色彩を重ねて『美』を追及する要因となっています。
色の対比、同調等により造形は表情を変え豊かになります。
そんな色彩美をご提案させて頂きます。
4
工事施工 ――品質管理
弊社は設計事務所としては稀な建築工事施工会社 ~言わゆる工務店でもあります。
完全設計施工ならではの高品質な建築物をご提供させて頂きます。
5
予算 ――原価管理・調整
資材の特性、原価等を熟知し費用対効果を検討、提示させて頂いた上でご予算の調整もさせて頂きます。
設計施工ならではのスムーズな予算調整が可能です。
6
保証 ――修理・点検
竣工お引渡し後も建物のスペシャリストとして末永くサポートさせて頂きたいと思います。
AFTER WORD あとがき ~理念・理想~
よろしければご一読ください。
PLAN(プラン)
DESIGN(デザイン)
COLOR COORDINATE(カラーコーディネート)
と前段で3つに分けて私見を述べたが、本来これらの全てを含めて『PLAN』と言うのだろう。
しかし敢えて分けて述べたのには理由がある。
建築物に於ける機能性と意匠性(造形美・色彩美)は基本的に相容れない。
機能性を重視すると造形はシンプルなものとなり色彩は鮮やかさを失う。
しかしシンプルな造形や単調な色彩も『美』を追求すると機能性を失う。
…やはり相容れないのである。
この双方の性質の歩み寄りで建築物はより良い物となる。
歩み寄り=妥協(compromise)と言うイメージがあるが建築に携わる者としては融合(fusion)と表現したい。
何故なら古代から人が建て築いてきた物(建築物) が妥協の産物であるはずがないからである。
Not a compromise but fusion ...
妥協ではなく融合である…
例えば我々播磨の人の象徴的存在である国宝姫路城のそれはまさしく『融合』である。
土塁・石垣・堀などの曲輪は鉄壁の防御力を誇る盾の機能性を十二分に有しながら自然に溶け込んだ風情ある構造物でもある。
外壁に設けられた忍び返し・石落とし・狭間等の防御設備、攻撃設備はアート作品のような凹凸、くり抜きがバランス良く配置されている。
天守は物見櫓としての機能に加え軍事施設としての最終防御を担いながら権力の象徴として力強くそびえ立つ。
これらはこの城を要塞化する過程で偶然形成された意匠性であるのか…?
いや…この砦を託された歴代城主が様々な思惑から意図的に融合させたに違いない。
この『融合物』が現在の最終形態に至ったのは約400年前と言う。
人は古代から造形に対して『美』を追求してしまう。…
そこには妥協など微塵も感じられない。…
続いて、
CONSTRUCTION (コンストラクション)
COST CONTROL (コストコントロール)
AFTER SERVICE (アフターサービス)
も『PLAN』と言えよう。
CONSTRUCTION (コンストラクション)
・工事進行は物理的な要素を踏まえて計画するものであり、それは設計概要に大きく左右される。
COST CONTROL (コストコントロール)
・設計が無計画であれば予算の存在が無意味となり予算が無ければそもそも計画の規模が見えて来ない。
AFTER SERVICE (アフターサービス)
・アフターサービスと言っても建築工事である事に変わりはなく、その行為の充実性は設計概要に大きく左右される。
よってここまで述べてきた一連の全ての行為は 『PLAN』であると言えよう。…
そう言った意味では建築物の設計施工は理想なのかも知れない。
Y's
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