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先日、上郡町の住宅の上棟式に出席させて頂きました。
屋根の頂部に取付く部材を棟木(むなぎ)と言い、この棟木を上げる(取付ける)から上棟式(じょうとうしき）と言います。

棟木は屋根の頂部の部材ですから一番最後に取付ける事となります。

なので棟木の取付け完了は建物の構造軸組が組上がった事を意味します。

そして、無事組上がった事を関係者(建築主・設計者・施工者)でお祝いするのが上棟式です。

当日はお日柄もお天気も良く、滞りなく式典を終える事が出来ました。

建築主様、ご丁重なおもてなし、ありがとうございました。

今回の建築地は『都市計画区域外』と言う行政区域に属します。
端的に言うと建築基準法が適用されない区域になり建築確認申請が不要です。※建築工事届は必要です。

用途地域が指定してある都市計画区域内の市街地に比べ大自然に囲まれた田舎町であると言えます。

上郡町は近年、東京などの都市部から田舎暮らしを求めて移住されるご家族も増えている様です。

そう言った方々には建築確認申請が不要な『都市計画区域外』の物件はオススメです。

※同じようなロケーションでも都市計画区域内であれば、かなりの高確率で『市街化調整区域』に該当しますので注意が必要です。

　現に今回の物件から１ｋｍ程度移動すると正にそれに該当します。

　『市街化調整区域』については改めて解説しますが、原則として建築行為自体が禁じられています。
私も同じ様な田舎町で生まれ育ち、便利な市街地に憧れた事も有りましたが、ここへ来て大自然に惹かれている自分がいます。

花粉症が少々気にはなりますが…